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WEB広告を行う際に出てくる「基本用語」について詳しく解説

2018/05/30 2018/05/30

 

WEB広告を行う時に理解しておきたい基本用語

近年増えてきているWEB広告。昔からあるリスティング広告やディスプレイ広告、さらにはFacebookやLINEなどを活用したSNS広告なども最近は良く話題に挙がってきます。そして、WEBマーケティングに初めて携わる人には、聞きなれない用語がたくさん…汗

「CVはどうだった?」「CPCは少し高めだね」「もう少しインプレッションを出したい」などなど。すぐに覚えようとしてもなかなか頭に入ってこないと思いますが、WEB広告を行う上ではとても重要な基本要素です。その為、WEB広告の基本用語の意味や違いをしっかりと理解しておく必要があります。横文字や英文字を使った用語が多く覚え憎い点もありますが、WEB広告の効果検証を行う上では欠かせません。その中でも特に重要な用語として、下記9種類の言葉を、意味や違いなどを含めてご紹介させていただきます。

①インプレッション ➁リーチ ➂フリークエンシー ④クリック数(CTS)

➄クリック率(CTR) ⑥クリック単価(CPC) ➆インプレッション単価(CPM)

⑧コンバージョン(CV)➈CV率(CVR)

 

インプレッションとリーチの意味や違いと、フリークエンシーについて        

 

まずは、インプレッションとリーチの意味と違いをご説明します。

インプレッション(impression)とは、サイト上で広告が表示された回数になります。紙媒体やテレビなどの映像では、実際視聴者にどの程度見られたか計測する事が出来ませんが、WEB広告であれば「サイトに広告が何回表示されたか」を確認する事が可能です。その回数を、インプレッション(impression)又は、インプと訳して言う人もいます。

次にリーチは、広告が表示されたユーザー数となります。インプレッションが表示された回数に対して、リーチは実際にWEB広告を見てくれたであろうユーザーの数となります。簡単に言うと、1人のユーザーが、サイト内を回覧して広告が2回表示された場合、インプレッションは2/リーチは1となります。その為、必ずしもインプレッションとリーチが=になるわけではないのです。

次にフリークエンシーについてです。これは広告接触頻度と呼ばれており、一定期間内に同じユーザーが何回広告に接触しているかを知る事の出来る指標です。WEB広告を同じユーザーに何回表示されたかの「頻度」が分る事で、一定のターゲットに対して広告を頻度高く表示出来ているか?又は、多くのターゲットユーザーに広く広告を表示させられているか?など、フリークエンシーで見る事が可能です。

クリック数(CTS)とクリック率(CTR)の意味と相関関係

クリック数(CTS)は、単純にWEB広告をクリックした数になります。次にクリック率(CTR)は、実際に広告が表示された回数(インプレッション)に対して、どれだけクリックされたかの確率となります。例をあげると100回広告が表示されて、10回クリックされるとクリック率(CTR)は10%となります。

クリック数(CTS)とクリック率(CTR)の相関関係は密接な物になっており、クリック数(CTS)だけを見るとアクセス数が多くいいように見えることもありますが、クリック率(CTR)が低い場合は改善すればもっとアクセス数を増やす事などが出来る可能性があります。又、2つの訴求内容でどちらがユーザーに興味を持ってもらえたかは、クリック率(CTR)で比較をしたりします。その為、クリック数(CTS)とクリック率(CTR)を合わせて見る事により、より効果的にアクセス数を増やす事が可能になります。

クリック単価(CPC)とインプレッション単価(CPM)の意味と違いについて

クリック単価(CPC)とは、1回あたりのクリックに対しての料金になります。又、インプレッション単価(CPM)は、WEB広告の掲載料金の1つで、広告の表示回数が1000回あたりの料金を指します。

WEB広告の課金制度でよく出てくるのがこの2つで、CPC課金とCPM課金です。CPC課金は、掲載した広告がクリックされて初めて費用が発生する料金体系になります。その為、表示回数がとても多くても、クリックされなければ費用は発生しません。次にCPM課金ですが、これはWEB広告が表示された回数応じて費用が発生する料金体系になります。CPC課金とは逆に、いくらクリック数(CTS)が多くても費用が変わらない形となります。

この2つの特徴をしっかりと押さえ、クリックしてもらいやすい広告なのか?又は、クリックがあまりされない広告なのか?を見極める事が重要になって行きます。CPC課金であれば、アクセス数に比例した支払い方法で済むので、余計な費用を払う事もありません。CPM課金の場合はアクセスの有無に拘らず費用を支払う必要があるので、広告を出したとしても効果を感じることが出来ない場合もありますので注意が必要です。

コンバージョン(CV)とCV率(CVR)の意味と相関関係

コンバージョン(CV)は、実際にWEB広告を見たユーザーが商品の購入をしたり、問い合わせを行うなど、ゴールに対してアクションを起こすことを指します。商品やサービスなどによりゴールは違うため、ゴールを決めたものに対してどの程度成果があったかを見る為の指標で最終成果地点となります。そしてCV率(CVR)は、WEB広告をクリックしたユーザーがどれだけゴールに対してアクションを起こしたのかを指す確率となります。例をあげると100回広告がクリックされて、問い合わせや購入などをしたユーザーが10人居た場合のCV率(CVR)は10%になります。

WEB広告を出す上では、このコンバージョン(CV)とCV率(CVR)はとても重要です。

2つの指標を比べる際にも、コンバージョン(CV)数が多かったとしても、CV率(CVR)が低ければ、費用対効果が高いとは言えません。逆にコンバージョン(CV)数が少なくてもCV率(CVR)が高ければ、その広告は費用対効果が高いと言えます。しっかりとこの2つの指標を参考に、双方を高められるようなPDCAを行って行きましょう・

最後に

如何でしたでしょうか?

基本用語の意味や違いをしっかりと理解する事で、運用しているWEB広告の費用対効果を検証しやすくなるはずです。ぜひこれらの基本用語を押さえ、効率的なWEB広告運用をして行きましょう。

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