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今更きけない「コンテンツマーケティング」とは?

スマホの普及により、誰もがネットで情報を得るようになった現在、従来の広告手法では成果が上がりにくくなってきました。そこで注目されている集客手法の一つが「コンテンツマーケティング」です。

名前だけは聞いたことがあるけど、具体的にどのようなものか理解していないという方も少なくありません。そこで、本記事ではコンテンツマーケティングの基本的な考え方から、具体的な事例までをご紹介します。企業の集客ルートを増やしたい方はぜひご一読ください。

コンテンツマーケティングとは?基本定義と普及の背景

コンテンツマーケティングは、その名の通り「コンテンツ」を通じてマーケティングを行う手法です。ここでいうコンテンツの定義は、顧客が抱えている悩みや課題を解決するのに役立つ情報のこと。企業がWEBサイトでコンテンツを発信することで、見込み客に接触する機会を増やし、集客を増やすことが可能です。

 

コンテンツマーケティングが注目され、普及するようになった要因はいくつかありますが、その中でも主なものは検索環境の向上です。スマホが普及し、いつでも簡単にネット検索できるようになったことで、ユーザーは大量の情報にアクセスできるようになりました。

 

そうすると、企業側が発信する広告内容について、「本当に効果があるのか?」「自社に都合の良いことだけ発信しているのではないか?」といった疑問も出てきます。広告を鵜呑みにする人が減り、口コミや評判なども含めた情報を多角的に検索する人が増えたことで、従来の手法による集客効果が落ちていった経緯があります。

 

そこで、そうした疑問をもって検索している人が自発的にコンテンツを見つけ、有用性を認めてくれれば、そのコンテンツを発信している企業に対しての信頼がアップします。すると、結果的にその企業の商品やサービスの購入につながるというわけです。この新しい集客の導線が、コンテンツマーケティングと呼ばれる手法です。

コンテンツマーケティングの具体例

コンテンツを発信し、集客を行うコンテンツマーケティングですが、具体的にはどのような事例があるのでしょうか?BtoBのビジネスと、BtoCのビジネスについて、それぞれ参考になる例をご紹介します。

 

BtoBの具体例

企業を相手に商品やサービスを提供するBtoBビジネスの場合、一般的に購入までの意思決定に時間がかかるため、初回の接触から購入まで複数回にわたって情報提供する形になります。

 

たとえば、小規模オフィス向けにプリンターをレンタルしている企業を例に考えてみましょう。この場合、集客のターゲットとなるのはオフィスをこれから開こうとしている中小企業や個人事業主、あるいはすでに導入しているプリンターや複合機に何かしら不満があって乗り換えを検討している担当者になります。

 

これらの見込み客が検索しそうなキーワードは何でしょうか?直接的に「プリンター レンタル」と調べてプリンターをレンタルしている業者を探すかもしれません。あるいは、「開業 レンタルオフィス」などを検索している、まだプリンターについて考えていないがこれからオフィスを開く予定の経営者もいるかもしれません。

 

こうした見込み客の疑問に対して、役立つコンテンツを用意しておき、情報提供をする中で自社の商品やサービスを購入してもらうのがコンテンツマーケティングです。たとえば、プリンターや複合機の性能やレンタル価格の比較についてのコンテンツや、レンタルオフィスを開く際にしておいた方が良い準備事項などがまとまったコンテンツを用意しておくことで、見込み客と接触できます。

 

さらに、BtoBのビジネスでは購入までのリードタイムが長いため、その期間定期的に接触を続けるためにメールアドレスを取得することが重要です。上記のようなコンテンツがまとまったマニュアルなどを、メールアドレスを登録した人だけダウンロードできるような形にしておくことで、見込み客への継続的な情報提供が可能になります。

 

BtoCの具体例

BtoCビジネスでは、一般ユーザーをターゲットとした集客コンテンツが集客につながります。例えば、記念日向けのプレゼントを販売している通販サイトについて考えてみましょう。

 

ここでは、親しい人に対して、何かしらの記念日にプレゼントを贈りたい一般ユーザーがターゲットです。お花や時計、食べ物のギフトなどいろいろなものが考えられますが、ここでユーザーが参考にしたい情報は何でしょうか?

 

色々なコンテンツが考えられますが、たとえば「記念日に送ると喜ばれる意外なギフト10選」などといったランキング形式のページや、「記念日に相手が喜んでくれるサプライズ演出」などのコンテンツも有効でしょう。

 

BtoCビジネスの場合、商品の売り込みだけではなく、見込み客が望んでいることをサポートするような内容でコンテンツサイトを作り上げていくと、結果的に商品が売れる集客チャンネルに育っていきます。

 

まとめ

コンテンツマーケティングの概要と具体例についてご紹介しました。ご自身のビジネスのタイプに合わせて、ユーザーに役立つコンテンツを作成し、新規集客にお役立てください。

 

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