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話題の「indeed」で採用活動をブラッシュアップ。仕組みと基本情報について

2018/10/01 2019/07/03

今、求人媒体として急速に伸びているIndeed(インディード)。テレビCMや街中の広告で目にすることも多いIndeedは、従来の求人媒体とは異なる仕組みを持っています。仕事を探している人と、求人募集している企業の双方にとって使いやすいことや、求人掲載を無料で出す方法があることなどから注目を集めているサービスです。

しかし、まだ使ったことのない方にとっては、どういうものかイメージがわきにくいことも。そこで今回は、Indeedの基礎知識をご紹介します。求人募集を考えている企業の担当者の方や、仕事を探している求職者の方はぜひご一読ください。

Indeedとはそもそも何なのか?普及の背景を知ろう。

Indeedは、求人情報に特化した検索エンジンです。検索エンジンと言えば、GoogleやYahoo!などが知られていますが、Indeedも同じような仕組みを持っています。しかし、異なる点がひとつ。GoogleやYahoo!は、インターネット上にある様々な情報を検索結果として表示しますが、Indeedはその中でも求人情報だけに特化して検索結果を表示します。

使い方は従来の検索エンジンとほとんど変わりません。職種と地域を入力してIndeedで検索すると、その職種で募集されている求人情報が一覧で表示されるようになっています。求職者にとっては、様々な求人サイトにアクセスしなくてもIndeedで検索するだけで調べられる点が便利です。また、Indeedには無料で求人広告が出せる枠があるため、求人媒体に費用を払わなくても求職者を集められるというメリットがあります。これらの特徴から、Indeedは新しい求人媒体として急激に伸びているのです。

Indeedの基本的な仕組みをやさしく解説

求人情報に特化した検索エンジンのIndeedは、他の検索エンジンと同様の仕組みで情報を集めています。ネット上にある情報をIndeedで表示できるように、クローラーボットと呼ばれるプログラムが日々、さまざまなWebサイトを巡回。このプログラムがあなたのホームページの求人情報を見つけると、その情報がIndeed上に登録されます。そして、求職者が検索した情報との関連度が高いと表示されるというのが基本的な仕組みです。

一般的な求人媒体との違いは、Indeed上で表示される求人ページは、必ずしも求人募集中の企業が自らIndeedに登録したものとは限らない点です。クローラーボットはネット上を勝手に巡回して情報を集めているので、それがあなたのホームページの求人情報を見つければ登録されることになります。つまり、求人媒体費用を払わなくても、あなたの求人募集が適切な求職者に表示される可能性があるということです。

従来の求人媒体は、求人募集を出すためにまず登録を行い、募集内容の原稿を打ち合わせて、限られた募集期間でお金を払って掲載するのが一般的でした。しかし、Indeedならそうした掲載料を払わなくても、ずっと求人募集を出し続けることが可能です。もちろん、より多く求人広告を表示させたい場合は、有料で目立つ位置に出す方法もあります。このような、求人に特化した検索エンジンというIndeed仕組みが、従来の広告媒体と大きく異なる点です。

Indeedには、どうのような情報が載っているの?

Indeedに載っている採用情報は、企業の直接求人だけではありません。人材派遣会社や、求人ポータルサイトが出している求人情報もIndeed上に掲載されています。Indeedで仕事を検索した結果、企業サイトの求人募集ページが出てくることもあれば、大手の求人媒体のポータルサイトの中の1ページが出てくることもあります。どの求人情報が目立つ位置に表示されるかは、Indeedの検索エンジンが持つ独自のアルゴリズムによって決められており、基本的にはより関連度が高い求人情報が上位に掲載されると言われています。

従来であれば、人材会社や求人サイト上で別個に掲載されている情報を見るためには、それぞれのサイトにアクセスして情報を比較する必要がありました。しかし、Indeedにはそれらのすべての情報が検索結果として一覧で表示されるので、求職者は条件に合った募集を簡単に見つけられます。また、大手の求人媒体には求人広告料が払えないような企業であっても、Indeed上ではそれらの大手媒体の情報と並んで、自社サイトの情報を載せることができるのです。こうした点で、求人情報に特化した検索エンジンであるIndeedは利用者を急速に拡大しています。

無料掲載と有料掲載の2種類がある

Indeedには無料で求人募集を掲載できますが、料金を払うことでより効果的に求人募集することも可能です。無料の場合と有料の場合で、求人情報が掲載される場所に違いがあります。有料の求人広告を使うと、検索結果の上位に表示可能です。具体的には、PCで閲覧する場合はページの上部と下部の2か所、スマホやタブレットで閲覧する場合はページの上部、中部、下部の3か所に有料の求人広告が掲載されます。

目立つ位置に表示されていれば、その分求職者の目にとまりやすく、応募者が増える可能性が高くなります。なお、有料で掲載する場合の広告費は、1クリックごとに課金される形です。また、リスティング広告と同様、1クリックあたりに支払う単価が高いほど、より上位に表示される仕組みになっています。広告掲載自体は無料で始められるIndeedですが、有料の広告を出して求人効果を高めることもできるのが特長です。

無料の求人広告のIndeed上での掲載順位は、主に求職者が検索したキーワードとの関連度の高さによって決まります。そのため、できるだけ多くの人に見てもらえる上位の位置に求人広告を表示させるには、掲載内容の調整が必要です。適切に運用していくことで、求人効果を最大化することができます。

また、無料の求人広告は、クローラーボットが巡回してくるタイミングで内容が更新されるので、自主的なコントロールが難しいという特徴もあります。こうしたIndeedの仕様をきちんと理解していくことで、従来の媒体よりもコストパフォーマンスの高い求人広告で人を集めることが可能です。定期的に自社の求人広告の掲載状況を確認し、記載する内容を微調整していく必要があります。

 

 

これからIndeedを検討する採用担当の方へ

求人情報に特化した検索エンジンIndeedは、無料でも求人広告が出せることから急激に利用者を増やしている新しい求人媒体です。その反面、Indeedの求人掲載数は「1ヶ月で9万件のペースで増えている」と言われています。検索結果の表示順位はキーワードの関連性に加えて、掲載日時が新しいものが、上位に表示されるため、競争性の高い職種やエリア条件では、無料掲載だけではユーザーの目に留まりにくい場合があるので、そのような時は有料掲載も検討すると良いかもしれません。

 

Indeedでの求人広告の運用ノウハウを持った専門の代理店があるので、初めてIndeedを使う企業の担当者の方や、自社でIndeedの求人広告を運用するための人的リソースが割けない場合は、プロに運用を頼むのが良いでしょう。今回のIndeedについての基礎知識が、これから求人を行う企業様にとって参考になれば幸いです。

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