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ランディングページ(LP)とは?その役割と特徴

2018/05/31 2018/05/31

目次

1.意外と知らないランディングページとホームページの違い

2.ランディングページを用意する目的

3.良いランディングページの特徴と必要な6つの要素

4.ランディングページは広告とセットで考える

5.まとめ

1.意外と知らないランディングページとホームページの違い

みなさんはランディングページとホームページの違いってご存知ですか?

WEB制作や広告代理店の方はもちろんのこと、広報や企画、販売促進担当の方なら耳慣れたフレーズですが、これから学んでいきたいという方にはその違いをしっかり理解しておく必要があります。間違っても「ランニングページ」と呼ばないでくださいね!

まずはランディングページとホームページの大きな違いを見てみましょう。

 

【ランディングページ(LP)】

■1ページで構成されている。

■タテに長く、ストーリー仕立てになっており、最後まで読むと購買意欲が高まるような設計になっている。

■ECサイトの商品購入や新規会員登録の目的で使用されることが多い。

■長さやデザインのクオリティにもよりますが、ホームページよりも安価、短期間で制作することが可能。

■ランディング=着陸(着地)という意味でもでもわかる通り、ユーザーがランディング(着地)するWEBサイト上のページになります。

■主にリスティング広告などのWEB上に表示される広告の飛び先ページとして使われています。

単一ページで情報量が限定的なため、自然検索で上位に上がることはほとんどありません。
【ホームページ】

■トップページを含め複数のページで構成されており、主にコーポレートサイトとして使われていることが多い。

■商品点数が多いサイトや、会社情報など、その企業やすべての商品(サービス)を知ってもらうのに適している。

■SEO対策によって自然検索上の表示順位を上げていくことが可能。

ページ数にもよりますが、比較的制作期間が長く、ランディングページに比べ料金は高くなることが多いです。

2.ランディングページを用意する目的

次にランディングページの目的ですが、「商品(サービス)の理解」と「購買意欲の向上」が挙げられます。簡単に言うと「知ってもらって買ってもらう」の一言に尽きます。

その商品のメリットをくまなくユーザーに伝えることで、興味⇒理解⇒購入検討へとユーザーの意識を高めていくことが大きな狙いです。

そのため、商品点数が多くても、「最もアピールしたい1商品」に絞ってつくることが望ましいと言えます。複数のジャンルの商品をランディングページに入れてしまうと、ユーザーの購買意欲が分散し、結果的に離脱を多く生むことになります。

たった1枚のページでユーザーを購入までもっていかないといけないので、その内容はかなりのレベルを求められます。いわばランディングページ内に優秀な「営業マン」がいるようなものです。

次項では良いランディングページの特長をお教えします。

3.良いランディングページの特徴

良いランディングページとはどんなものなのでしょうか。

以前は、コンテンツ量満載の長いランディングページが流行っていましたが、ただ長ければ良いということではありません。

ユーザーにとってわかりやすく、購買意欲を誘うものでなくてはいけません。

最近は薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)に抵触するフレーズなどの規制も厳しくなり、健康食品や美容関係のランディングページも効果を表現することに苦労されている広告主も多くいます。

☆ランディングページに必要な6つの要素☆

①ファーストビューに魅力的なキャッチコピーとイメージが湧くような画像(写真・イラスト)⇒つかみの部分

②ユーザーにとって現状の悩みや課題など解決したい事柄が問題提起されている

③実績(累計販売○○万個など)や雑誌やマスコミに取り上げられた事例など

④具体的なエビデンス。成分表や研究結果から導き出された正確なデータなど

⑤競合商材との比較(メリット・デメリットの表記)

➅キャンペーン訴求(初回限定半額!などお得感を感じさせる内容)

 

上記の6つの要素がいかにストーリー性をもって語られているかが、良いランディングページを作るポイントになります。

最近は消費者も様々なランディングページを見て比較検討しているため、目が肥えたユーザーをどう納得してもらうかが大きなカギとなります。

あまりにメリットを羅列しすぎるのもかえって怪しまれたりするので、比較表などでは極力公平性を保ち、この部分はA社が優れているが、別の点ではB社優れているなど、ユーザーに取捨選択の場を与えることが良いですね。当然、虚偽のデータなどは言語道断、広告掲載の停止にとどまらず、訴訟問題に発展する場合などもあるので、注意するようにしましょう。

あとは、ダラダラと長くなりすぎず、アピールしたいポイントをしっかり絞ってコンパクトにまとめた方が、ユーザーが読み疲れしなくて済みます。それでも長くなってしまう場合は、途中に購入・申込への誘導ボタンを設置するなどの工夫をした方が良いでしょう。

4.ランディングページは広告とセットで考える

前項では良いランディングページの特徴を説明しましたが、ランディングページを作っておしまい、ではいけません。ホームページとの違いで述べたように、独立したドメインで作成したランディングページには自然検索で表示される確率は極めて低いため、広告とセットで販促プランを立てていく必要があります。

 

図1 GoogleAnalyticsでのセッション数

 

上の図はGoogleAnalyticsから抽出したランディングページのセッション数レポートですが、広告開始前はほとんどセッション(流入)がないことがわかります。せっかく苦労して作ったランディングページが日の目を見ることがないのは悲しすぎますよね。

このように自然検索だけでは効果はほぼ見られないので、広告をうまく活用して商品のPRをするようにしましょう。

リスティング広告ディスプレイ広告などが一般的なweb広告になりますが、最近ではFacebookInstagramLINEなどSNSを活用した広告も大きく比率を伸ばしています。

ランディングページ制作を外部発注する際は、デザインだけに固執することなく、売れる仕組みを考えられるようなマーケティングに強い広告代理店や制作会社をお選びすることをオススメします。

5.まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はランディングページの役割と特徴について述べてみましたが、更に詳しく知りたいという方は株式会社アサーティブまでお気軽にお問い合わせください。広告・ページ制作を一括でコンサルティングできる当社が「売れるランディングページ」制作のお手伝いをさせていただきます。

 

 

 

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