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WEB広告で重要なタグって何?タグの役割を解説

2017/10/09 2018/06/23

そもそもタグとは?

タグとは、広告の計測・解析、アクセス解析のツール、SEOなど様々な機能をサイトに組み込むためのコードのことを意味します。

 

・Googleアナリティクスのタグ

・広告運用のコンバージョンを測定するためのタグ

・ユーザー解析のためにヒートマップを使用するためのタグ

 

など種類は様々です。

 

WEBマーケティングにおける広告商品ごとにタグがあるといっても間違いではないほどたくさんあります。

WEB上でできることは年々増えており、タグもそれに比例して増加していきます。種類や注意点を抑えないと「機能しない」「計測できない」といったことになりかねないので注意が必要です。

WEBサイトを表現するためのコード

ウェブサイトでは、テキスト・画像・リンク先などが表示されますが、これらは基本的にはHTMLファイルによって表現されています。『どこに何を表示するのか』『文字の大きさ・画像の位置・色合い』といった指定が書かれたファイルをインターネット上に公開することで、ブラウザからそのファイルにアクセスすると書かれた指示内容に沿ったページが表示されます。

タグ(コード)の役割

タグは、インターネット上のページ表示を指示する以外にも、いろいろな役割や機能があります。

中には、ページに訪れたユーザーの情報を集めたり、ページの情報をブラウザに記憶させる特別なタグもあります。

 

このタグをホームページ内に埋め込むことによって、『広告の計測・解析、アクセス解析のツール』などが動作します。

広告運用においてこのタグの設置は切り離して考えられないものとなっています。

広告運用では目的に応じてタグを埋め込むことで、ページ上でのユーザーの動きを解析したり、広告効果の測定をしたりすることが常識となっています。タグの活用は、サイト運営者・ウェブ担当者にとって必要な知識の一つといえます。

 

また、ページにタグを設置するには、コードの基礎知識やサイトを管理するための権限などが必要です。自身でサイトを管理している場合は、HTMLを修正する知識が必要となります。何も知らずにサイトのコードを変更してしまうとページが表示されなくなったというトラブルもあるので注意が必要です。

広告運用に必要な2種類のタグ

広告運用では必ず必要になる2つタグをご紹介します。

1. 広告効果測定のためタグ(コンバージョン測定)

広告の効果を測定するためのタグです。コンバージョンタグやCVタグと言われます。

コンバージョンとは成約の意味をし、「商品購入」「資料請求」「問い合わせ」など、サイト運営におけるゴールや目的のこと指します。コンバージョンタグは、配信した広告がどれくらい成果につながったかを測定します。これは広告費用における費用対効果を分析したり、コンバージョン率を分析することでその後の広告運用を改善していくために利用します。

例えば、コンバージョン率が高い広告と低い広告を比較して違いを調べると、どういった訴求内容がユーザーに指示されているのかがわかったり、低い広告の配信を停止することにより広告全体の費用対効果を高めることもできます。

しかし、コンバージョンを測定していない状態では、改善の手がかりは全く得られません。どの広告がクリックされたのかはわかりますが、成果に結びついている広告がわからないため、改善するということができません。闇雲に変更して効果が逆に落ちてしまうことになってしまうかもしれません。このようにコンバージョンタグは広告運用で使われるタグの中では最も基本的なもです。しかし、広告の効果を最大限に高めて運用していくためには重要な役割を果たします。

2.1度サイトを訪問したユーザーをターゲティングするタグ

これも今では一般的な広告の1つである、リマーケティング(リターゲティング)広告を利用する際に使うタグです。

リマーケティング広告とは、サイトに訪問したことがあるユーザーに対してもう一度来訪してもらうために出される広告です。サイトに訪問したことがあるユーザーというのは、もともと何らかの興味・関心があって、サイトに訪問しているので、再度来訪を促すことによってコンバージョンに至る可能性は高いユーザーであると言えます。ですので、ウェブ広告では、非常に有効な広告の1つです。

この広告を始めるためには、ユーザーをターゲティングするためのタグが必要になります。

このタグの仕組みは、ユーザーがサイトに訪問した際にタグを設置することでユーザーにCookie(クッキー)というものが付与されます。

Cookie(クッキー)とは、訪問者に対して一時的に印をつける仕組みと考えてください。これが付与されることにより、ユーザへのターゲティングが可能になります。

※ただし、ユーザーがブラウザのCookie(クッキー)を拒否設定していたり、ブラウザのCookie(クッキー)を削除したりすると、ターゲティングができないので注意が必要です。

タグマネージャーを活用しよう

タグの基礎についてご理解いただけましたか?最後にタグマネージャーを紹介します。

広告運用をしていけば、様々なタグを設置することになります。そして広告メニューが増えれば増えるほどサイトの中にタグが増えていく・・どれがどのタグかわからない・・などといった事態になるかもしれません。

そこでおすすめなのが、タグマネージャーです。

どういった機能かというと、タグマネージャーのタグを1種類サイト内に設置することでタグの追加や削除を管理画面上で行うことができます。技術知識がない担当者でも容易にタグの設置が可能となります。

代表的なのは、GoogleタグマネージャーとYahoo!タグマネージャーです。

ぜひ利用したい機能ですね。

この詳しい説明は次回にしたいと思います。

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